Z-sce (ゼット・シー)
高大接続教育origin
科学的キャリア教育実践団体

Last Modified 2023-03-30 ver.47

Z-sce

高大接続教育origin×科学的キャリア教育実践団体


1996年〜2022年まで
大阪大学大学院理学研究科の公開講座として
高大接続教育を実施


科学や思考を楽しむ力」を追究し、
学びを「生きる力」に変えたい!


本実習が行っている「高大接続教育」とは

高校と大学のギャップを埋めて、若者たちが失いつつある「さらなる学びや成長への意欲」「生きる意欲や仕事への意欲」 「社会貢献を含む問題発見・問題解決への意欲」など心のエネルギーを蘇らせて、思考を楽しむ力に迫る教育です。

代表 実習主担当者(連絡・問い合わせ先)

吉本和夫   E-mail:yosimoto@bio.sci.osaka-u.ac.jp


Z-sce 高大接続教育origin×科学的キャリア教育実践団体

1996年から始まった日本最古の高大接続教育 origin

高校生から大学生・院生までを教育する総合的な教育システム
遺伝子組換実験などを通じて純粋に実験や思考を楽しんで
科学の世界の社会人基礎力をしっかり学びます。

求めるものは生きる力 zest for living

日本で唯一の科学的キャリア教育 Scientific career education

「今何のために勉強しているのかを考えさせるための教育」
「いかにすれば学びを生きる力に変えることができるのか」という教育
 の本丸に迫るのは、本実習だけです!


思考が苦痛から楽しみに変わった時、人生が変わる!

いつしか勝手に思考していた!そして自分の中に光が見えた!

日本一のチューター(学生指導者)

本実習の命は、日本一の学生チューターです!
大学生院生をきらきら輝き生きる力に溢れた若者にします!



本実習は単なる大学公開講座ではなく
学びを生きる力に変えることを目的とした科学的キャリア教育です。
つまり、あらためて今何のために学んでいるのかを考えるための実習です。


今何のために学んでいるのかを考えながら実習で試練を乗り越えると 学びが自動的に生きる力に変わります!


学びが生きる力につながらない」「高い科学技術力が経済力につながらない」など
我が国の抱えるイシューズコアに迫る実習です。


また、本実習では、他の実習とは異なり、単なる科学技術を体験させることのみを目的としておらず、 科学や思考をエンジョイしながら生命や科学の本質に迫ります。
そのために、本実習の実験に関する小問を次々与え、実験と思考を繰り返すことによって、 サイエンスロマンの異次元の世界に生徒を誘います。


本実習の重点目標は、
サイエンスや思考をエンジョイすることを通じて、多くの学びと大きな感動を与えることで、 若者達を元気にし「意欲や生きる力」を与えることにあります。



主な学びは、
  1. 科学的思考過程(情報活用)の実践的トレーニング
    問題発見・問題解決の喜び
  2. 思考のキャッチボールを楽しもう!
    グループ討論  チューター(学生・院生)との質疑応答バトル
    高校生と大学生は互いに質疑応答を連発して思考をエンジョイする!
  3. 学びを生きる力に変える 何のために今勉強しているのかを考える
    「生きる力」はどこから来るのか?
    「生きる力」を失うようなことをしてはダメ!
    「人間は心のエネルギーを失っては生きていけない!」
    「ではいかにして心のエネルギーを得ることができるのか?」

Z-sce(ゼット・シー) が担当している実習

高校教員・保護者などの参観・見学も大歓迎ですが必ず事前にご連絡ください。

実習主担当者(連絡・問い合わせ先)

吉本和夫 E-mail:yosimoto@bio.sci.osaka-u.ac.jp

☆高校生のための分子生物学実習「ジャイアントインパクト」 (3日間連続)

−学びを生きる力に変える 科学的キャリア教育−

実習紹介HP      実施要項など[doc]


公開講座の開設趣旨・目的等 :

 本実習は1996年から始まった日本最古の高大接続教育で、高校生から大学生・院生までを教育する総合的な教育システムです。 この公開講座では、3日間遺伝子組換え実験を通じて純粋に実験や思考を楽しみ、科学の基礎基本をしっかり学びます。 また、日本で唯一の科学的キャリア教育であり、求めるものは生きる力(zest for living)です。 「いかにすれば学びを生きる力に変えることができるのか」という教育の本丸に迫ります。本実習の命は、日本一の学生チューターです。 きらきら輝き生きる力に溢れた大学生院生と共に最後まで真摯な姿勢で一生懸命思考する高校生。「なぜ、彼らは苦難から逃げずに学び続けたのか? 思考と闘ったのか?」これが「生きる力のキャッチボール」です。
<実施主担当者(文責)>吉本和夫 E-mail : yosimoto@bio.sci.osaka-u.ac.jp


実習内容 : 遺伝子組換え・電気泳動・形質転換・生徒立案何でも面白実験・全体発表会・キャリア教育訓話
・思考を楽しむ方法・阪大研究披露など

 本実習は、単に科学技術を体験することのみを目的とせず、遺伝子組換えなどの分子生物学実験やこれらの実験に関する小問を通じて、 結論を急ぐことなく科学や思考をエンジョイしながら、生命の本質に迫る。市販の実験キットは一切排除し、極力すべての実験手順・操作を体験させ、 その意義を考えることによって科学の本質に迫り、「わかるということ」が一体どういうことなのかを学ぶ。 後日、事後提出課題と事後指導アンケート・感想文の提出を求めますのでご留意下さい。


受講対象者 :原則は高校2・3年生(理系)を対象とする。(定員30名)
12月実習は高校1年生も参加可能。
※ 高校教員・保護者などの参観・見学も大歓迎ですが必ず事前にご連絡ください
<申込期限>定員になり次第締め切りとなりますのでご留意ください。
まだ若干名参加可能ですので、参加希望者は急ぎお申し込みください。

開催期間  :2022年8月24日〜26日  午前9時 〜 夕方
2022年12月25日27日28日  午前9時 〜 夕方
(受講料 9,700円)

開催場所  :大阪大学 理学部本館b236生物学生実験室

実習書   実習書Ver16のpdf(約 35 MB)

参加条件  :申込書内容などによる事前審査があります。
参加には保護者の承諾同意が必須です。
学校一括参加は各校引率教員必須ですが、生徒個人参加は引率教員不要です。

@ 3日間の全ての実習に必ず参加・履修できる方。「遅刻早退」は認めておりません。

A 実習終了後、この実習に関する感想文(1000字程度)・アンケート・事後提出課題を必ず提出できる方。

B この実習に必要な予備知識(遺伝子[DNA]・酵素[タンパク質]・ラクトースオペロン)等を学習する事前指導に参加した方。

本実習は3日間、朝は早く晩は19時30分ぐらいまで行いますので、 実習内容のみならず体力的にもかなりハードですので無理のできない方、また集中力の続かない方の参加は認めておりません。

なお、実習当日3日間は終了は19時30分頃で30分ぐらいの誤差があります。特に3日目はこれより遅くなる可能性がありますので この点ご了承いただける方のみの参加となります。


※ 受講料は、9,700円です。事前に申し込みが必要です。

詳細は、こちら[doc]の申込み参加規定・申込方法をご確認ください。


☆高校生のためのタンパク質科学実習 (1日完結)

〜タンパク質酵素のはたらきを眼で見て考え議論する〜
 “みなさんも 実験や思考、討論バトルを楽しんで下さい!”
*2007年〜2019年まで 大阪大学大学院理学研究科の公開講座として実施

実習紹介HP

公開講座の開設趣旨・目的等 :

 高校生の蛋白質科学についての基礎的素養(リテラシー)向上を目指し、タンパク質の研究成果がどのように社会貢献しているのかを 理解させるためのものである。タンパク質は生命にとって極めて大切な分子であるにもかかわらず、高校生を初め一般市民には タンパク質に関する知識や興味関心はなく、その教育もほとんど与えられていない。本実習は、「タンパク質とは何か」という基礎概念導入から始め、 タンパク質酵素の働きを眼で見て実感しながら実験思考を繰り返し、インパクトある理解へとつなげる。

 本プログラムは1日完結ではあるが、3日間の高校生のための分子生物学実習「ジャイアントインパクト」と同様に学びを生きる力に変える科学的キャリア教育と なっており、サイエンスや思考をエンジョイすることを通じて、若者達を元気にして「明日への希望や生きる力」を育むことを重視している。


実習内容  :ホタライトを用いた科学的キャリア教育・生徒立案オプション実験・研究発表会など

 本プログラムでは、遺伝子組換技術で開発された発光酵素ルシフェラーゼ(ホタライト)を用いて、実験、観察・表現、思考、問題発見、 仮説の設定、検証実験立案、結果予想分析評価、追加実験、レポート作成、研究発表、討論質疑応答バトル(ミニ学会)までを1日かけて行い、 未知への挑戦を通じて科学や思考をエンジョイします。また、高校生が少しでも現実の科学の世界に触れることで、科学への自己の適性などを 考えるきっかけを与え、研究者がどのように遺伝子組換え技術を用いて製品を開発し、それがどうのように実社会に貢献しているのかを知ることで 実社会と科学技術の関わりを学ぶ「科学的キャリア教育」にもなっている。事後指導キャリア教育最終訓話を実施し学びを生きる力に変える。 タンパク質や酵素などに関する事前学習提出課題があり、当日に実験に関するレポート提出、 後日、事後指導アンケート・感想文の提出を求めますのでご留意下さい。


受講対象者 :高校生および高校教員を対象とする。(定員36名)

開催日程  :平成元年10月27日(日)  午前9時20分 〜 19時30分ごろ
(参加費無料)

開催場所  :大阪大学理学部本館2階b236生物学生実験室

参加条件  :参加には保護者の承諾同意が必須です。
学校一括参加は各校引率教員必須ですが、生徒個人参加は引率教員不要です。

@ 1日全ての実習に必ず参加・履修できる方。「遅刻早退」は認めておりません。

A 実習終了後、この実習に関する事後提出課題・感想文・アンケートを必ず提出できる方。

B この実習に必要な予備知識であるタンパク質や酵素などに関する事前学習課題を提出した方。

本実習は9時受付開始で生徒集まり次第開始となります。晩は19時30分頃まで行いますが 実習終了は30分ぐらいの誤差がありますので、この点ご了承いただける方のみの参加となります。


※ 事前に申し込みが必要です。 詳細は、こちらをご確認ください。

☆大学1回生のための遺伝子組換え課外実習

「高大ギャップを埋める高大接続教育」 新入生の悩みを解消!

〜新入生に不足しているものは何だ!? あなたのこれからの成長戦略は大丈夫?〜

何のために大学に入学したのかをあらためて考えてみませんか!”

まずは、Z-sceの阪大生・院生チューターと実験や思考のキャッチボールを楽しんでください!

思考のプロセスを徹底的に追いかける」ことで 思考を楽しむ力 に迫るのが阪大Z-sce実習です。

実習紹介チラシ[pdf]     実習参加申込書[doc]     実習要項[doc]

参加希望の方は、Word実習参加申込書をダウンロードしていただき、必要事項を記入の上、
実習主担の吉本 E-mail:yosimoto@bio.sci.osaka-u.ac.jp まで 添付ファイルメールにてお申し込み下さい。

注意> 送信メールはみなさんの阪大アドレス[〜@ecs.osaka-u.ac.jp]で吉本まで送信してください。
※ Word提出が無理な場合はメールテキスト文にて以下の要領でお申し込みください。
E-mailで、件名に「1回生実習参加申込」と題し、次の各質問にお答えください。
ただし、1〜8についてはすべてご回答下さい。
  1. 氏名(ふりがな) 男・女( )
  2. 所属:( )大学( )学部( )学科( )コース( )回生
  3. 卒業高校:( )高校( )科
  4. 携帯番号[ ] 携帯メールアドレス[ ] 添付ファイル可能PCメールアドレス[ ]
  5. この実習に参加する理由・そのきっかけとなったことを教えて下さい。
  6. この実習に参加する目的を具体的に書いて下さい。
  7. 高校で履修した理科科目を具体的に教えてください。
  8. 最初この実習の存在をどのようにして知りましたか。 
  9. その他、伝えておきたいことや質問があればご記入ください。

講座の開設趣旨・目的等 :

 本実習は、新入生が大学合格とともに失いがちである「さらなる学びや成長への意欲」を蘇らせるための実習です。 大学入学のみで満足せずこれからもさらに多くのことを学び成長したいと考えている方々には最適の実習です。この実習では、 「科学や思考を楽しむ力」を重視しそのノウハウや科学の基礎基本をしっかり学びます。 また、将来役立つプレゼンノウハウなども1回生のうちに習得しようという企画です。 単位は出ませんが科学者人生の最初にふさわしい実習でもありますので奮ってご参加ください!


こんな方を歓迎します!
実験を楽しみたい方  これからも多くのことを学び、もっと成長したいと思っている方
思考や科学を楽しむ力が欲しい方  対人関係維持力やコミュニケーション能力を得たい方
人に教えることや社会貢献力にも興味のある方  何のために勉強しているか知りたい方
プレゼンテーション技術を身に付けたい方
    

実習内容  :遺伝子組換え実験やプレゼン講習会・パワーポイント発表会・ 学生立案オプション実験・Z-sce所属大学院生などの研究紹介など

 この実習は、単に科学技術を体験することのみを目的とせず、遺伝子組換えなどの分子生物学実験やこれらの実験に関する課題小問を通じて、 結論を急ぐことなく科学や思考をエンジョイしながら、生命の本質に迫ります。市販の実験キットは一切排除し、 極力すべての実験手順・操作を体験して、その意義を考えることによって科学の本質に迫り、「わかるということ」が一体どういうことなのかを学びます。 つまり、実験・思考を繰り返し、サイエンスをエンジョイすることになりますので、当然ながらそのための基礎知識が必要になります。 よって、各自で行う事前学習も重視します。なお、実習中に大学院生の研究紹介も実施しますのでお楽しみに! 後日、事後アンケート・感想文の提出を求めますのでご留意下さい。


受講対象者 :主に大学理系1回生を対象とする。(定員10名)

開催日程  2022年6月18日〜7月2日 毎週土曜日

開催場所  :大阪大学理学部本館2階b236生物学生実験室

  

※ 事前に申し込みが必要です。 

実習参加申込書[doc]
参加希望の方は、Word実習参加申込書をダウンロードしていただき、必要事項を記入して添付するか、
もしくは上記の質問事項をメール本文に記入の上、
実習主担の吉本 E-mail:yosimoto@bio.sci.osaka-u.ac.jp まで
メールにてお申し込みください。
注意> 送信メールはみなさんの阪大アドレス[〜@ecs.osaka-u.ac.jp]で吉本まで送信してください。
定員になり次第締め切りとなりますのでご留意ください


実習概要日程

1日目 6月18日(土) 10時〜18時ごろ

プラスミドDNAを制限酵素処理して電気泳動分析 面白実験もあるよ!
※遺伝子組換え実験事前教育

2日目 6月25日(土) 10時〜18時ごろ

ライゲーション実験(プラスミドDNAにインサートDNAをつなぎ込む)大腸菌形質転換実験 大腸菌顕微鏡観察

3日目 7月1日(金) 17時ごろ3回生学生実験終了後から各自希望時間帯で実施予定(1時間程度)

コロニー観察 植菌無菌操作 2日目の結果分析 実験結果は予想通りでしたか? なんでこうなるの?

4日目 7月2日(土) 9時〜18時30分ごろ

大腸菌から自作の組換えプラスミドDNA抽出 制限酵素処理して電気泳動分析 1人1つ、自分だけのサンプルです
泳動結果を各自で分析し、プラスミド地図作成 さあ、発表会!まず簡単に発表してみよう!

*今回はコロナ対策のため3週間に短縮して実施します。

5日目 6月26日(土) 10時〜18時ごろ

プレゼン講習会 スライド作成

希望者は何でも面白実験−問題発見から仮説設定、実験計画立案などすべて自分で考えてやってみよう!−

6日目 7月3日(土) 13時〜18時ごろ

パワーポイント本番発表会・質疑応答バトル(全員) 懇親会パーティー


希望者各自で立案して行う何でも面白実験
原則は26日(土)午後の実施。

1回生実習 参加者感想文

  • 私はせっかく大学生になったからには何か挑戦したいと思い、この実習に参加しました。
    結果としては大成功だったと思います。私がこの実習で一番学んだことは、どんな些細な実験の手順でも、わずかな結果の違いでも、そこには必ず意味があるということです。
    一つ一つの理由や原因を細かに考察することはとても大変でしたが、自分の知識を活用して思考に没頭し、答えを導くことが楽しいと感じられるようになりました。
    実験器具を実際に使えたり、発表の機会が得られたりすることももちろんこの実習の魅力ですが、私は実験結果から何が起こったか考察する時間にこそ存在価値がつめこまれていると感じます。そしてそれを支えているのはチューターさん方のサポートだとも。慣れないことばかりでドキドキでしたが、なんとか乗り切れてほっとしています。
    ありがとうございました。
  • 1日中、生物や化学の知識を総動員させた上にいくらかの想像力をはたらかせて何かについて考えるという体験はこれまで無かったので、貴重な経験になった。初めの方は、かなり疲れて帰宅後熟睡できた。
    生物の実習をしたというより、思考の実習を生物を題材に行えたと言った方がいいほど、自分の思考パターンについて何となく把握できたし、これは将来どんな分野に進んでも活用できると思う。あと個人的には、プレゼン講習を受けられたことは大きいと思う。
    実験内容としては、生物を専攻としていかない人でも1年の初めに遺伝子操作の実験ができるという時点でこの実習は非常に大きな存在価値があると思う。
  • この実習では、優しいチューターさんが思考を手助けしてくれたり、親身になって一緒に考えてくれたりして、本当に楽しく実験できました。
    予想→実験→問題発見→問題解決 もだんだんできるようになり、思考の楽しさがわかりました。
    今までやってきた実験とは全く違い、ゆっくり時間をかけて思考し、自分で解決策を考える、という貴重な体験をさせてもらいました。
  • 大学の授業でまだ実験は週一のうえ生物学実験は解剖や観察だけであり、2セメはありません。早いうちから遺伝子操作の実験にふれたい人はいるでしょうし、この実習は必要だと思います。
  • ちょうど5月病にかかって入学当初のやる気を忘れていましたが、やっぱりここにきてよかったなあと再確認できたから。
  • 思考を楽しむ場として、この実習は最適だと思います。
  • 先生やTAの方々が親身になって相談に乗ってくれる姿に感動した。
  • この実習の存在価値はやっぱり考えることをたくさんさせていただけることだと思います。私はサークルを毎回休んでしまいましたが、それでも来てよかったな、と思います。
  • 面白実験をやることで、一から何をするかを考え、仮説から考察まで全部自分でやることの面白さを学びました
    やれと言われたことをやるだけよりも、何もかも自分でやることの大変さと自由さは、ここで知っていてよかったなと思いました。
    この実験を通じ、例えば卒業研究など、これからやっていく自分で考える研究への意欲が増したと考える。
  • まず、初めに単純に知識が整理されたという点で実に良かったと思いました。また、新しい知識も得ることができ、今後の実習、または研究に役立つ知識を得ることが出来たと思います。それだけでなく、実験を考えることの難しさも実感しました。考えようとしても簡単に思いつくものでもないし、どう証明するのかということは更に難しかったです。
    発表をして思ったのは、自分がこれで良いと思っていたことが人の意見を聞くことで全然駄目だと思ったことです。批判や指摘をどこまで想定できるか、それが難しいなと実感しました。でも、こうやって自分で考えて試してみるというのは面白いなと思いました。これが勉強だけでなく、様々なことに還元できたらいいなと思います。
  • 私は物理選択者でしたが、事前課題や毎週ある宿題のフォローがとても細やかでしたので、生物の知識が不足していた私でも十分実習についていくことができました。
    実験に際しては使う試薬、実験手順など、なぜそれを使うのか、どうしてそうするのかをTAの方からよく質問されました。思考し続けるのは大変骨の折れる作業でしたが、普段自分が実験や授業で学ぶことをあまりに受動的に受け取っていたことを身に染みて実感しました。
  • プレゼン講習会では、ほかで教えてもらえないようなプレゼンの基礎をしっかり学べました。これは今後必ず役に立つと思いますし、折に触れて復習したいです。ほかの授業や実習でパワーポイントを作る機会があれば実践したいです。
  • 思考を楽しむのはいいと思いました。
    やってみて思ったのですが、考え抜いて正しい答えにたどり着いた時の喜びは、問題集を解いているよりもずっと大きいです。これからも、思考を楽しむ実験が続いていければいいなと思いました。
  • この実習で、少し自分がこれから科学的思考を身に着けていくのにどうすればいいかが分かった。
    今までは受験勉強で答えがある問題しかやってこなかったので、自分が疑問を見つけることができるか、またちゃんと納得がいく答えを見つけることができるか自分でもわからなかったが、今回の実習でしっかりと結果や手順を考察すればできることが分かった。

1回生実習 参加者事後アンケート

  1. あなたにとって今回の実習での学びはどのようなことでしょうか?
    学んだこと・知ったこと・収穫があれば何でも書いて下さい。>
    • 思考の楽しみ
    • 予想→実験→問題発見→問題解決のやり方
    • プレゼンのやり方
    • 思考や、人を助けることが生きる力になるということ
    • 実験方法の裏にある論理、理屈
      与えられるだけでなく大学生以後はその実験方法を生み出していく側にあるのだという認識
    • どんな些細な実験の手順でも、わずかな結果の違いでも、そこには必ず意味があるということ
    • 実験の手順一つ一つに意味があるということを知りました
    • 思考のプロセスを丁寧に追うことができるようになりました
    • +方面で学んだことは、諦めないことの大切さ、です。
      わからないことがあっても、すぐに答えを見ようとするのではなく、たとえチューターと相談しながらでも、最後まで諦めずに自分で答えを出そうとする大切さを学びました。
    • 大腸菌のような生物はかなり自由度の高い生物であるということ。これまで主に勉強してきた物理のように式に代入して答えが出るような単純なものではなく、いかに自分の中から少しでも先入観を減らさないと考察が進まないこと。
  2. この実習に参加してよかったと思いますか。
    @とても思う(75%) A思う(25%) Bあまり思わない(0%) C全く思わない(0%) D何とも言えない(0%)
  3. この実習は、あなたにとって楽しいものでしたか。
    @大変楽しかった(75%) Aまあ楽しかった(25%) Bあまり楽しくなかった(0%)
    C全く楽しくなかった(0%) D何とも言えない(0%)
  4. この実習は、あなたの参加目的を満足させるものでしたか。
    @目的以上の満足があった(50%) A目的を達成できた(50%) Bあまり目的を達成できなかった(0%)
    C全く目的を達成できなかった(0%) D何とも言えない(0%)
  5. チューター(各班で指導した大学生)の説明はわかりやすかったですか?
    @大変わかりやすかった(100%) Aまあわかりやすかった(0%)
    B少しわかりにくかった(0%) Cわかりにくかった(0%)
    <何かチューターについての感想、希望することがあれば教えて下さい。>
    • 考えやすいようにヒントをくれながら考えさせてくれて、思考しやすかったです。
    • 面白実験も大変でしたがいやな顔せずに手伝ってくれて、本当にありがたかったです。
    • 私の頓珍漢な考察に付き合っていただいたり、実習の準備をしていただいて、とても感謝しています。
    • 答えを示すことなく、考えさせる部分を十分に残してヒントだけを与えてくれたのがよかったです。
  6. この実習で、学んだこと、感じたこと、経験したことが、今後のあなたの人生に何らかのかたちで役立つと思いますか。
    @大変役立つ(63%) Aまあ役立つ(37%) Bあまり役立たない(0%)
    C全く役立たない(0%) D何とも言えない(0%)
    <役立つと思う人は具体的にどのように役立つのか教えて下さい。>
    • これから研究のことだけでなく、分からないことがたくさん出てくるでしょう。
      そんな時、この実習で得た、分からないものの原因を考察する力がとても大切になってくると思います。
      思考を楽しむ力はすごく役に立つと思います。これからも自分自身で思考を楽しむ力を伸ばしていきたいと思います。
    • 1つの実験結果についてこれだけ集中して考えてあらゆる予想を検討していったことがなかったので、どの分野に限らず4回生以降の研究で役に立つ体験になったと思う。
    • 諦めずに最後まで自分で考えてやり抜くということは、大学だけでなく、社会のあらゆる場面で役に立つスキルであると思います。
    • これまで、わからなかったら答えを見るというやり方でしたが、大学からではそうではいかないということを体験しました
    • 実験をこれからする上で大変貴重な経験をさせてもらった。
      問題を自分で発見する難しさをしったこともいかしていきたい。
    • 自分の頭で考えることが大切だという気づき。
    • まず、プレゼン講習でプレゼンの基本を学ぶことができたのは大変ためになった。
      また実習の中でいろいろ考えることができて、自分が足りないことも分かったし、もっと学ばなければならないなということを実感できた。
    • 自分で疑問点を見つけることは社会で様々な問題に当たった時にそれを乗り越える助けとなると思う。
  7. 今後、この1回生実習を来年以降存続させるべきだと思いますか。存在価値はありますか。
    @そう思う(88%) A少し思う(12%) Bあまり思わない(0%) C全く思わない(0%) D何とも言えない(0%)
    <その理由を教えて下さい。>
    • 普段の講義での実験ではここまで自由に実験テーマや結果を考えて発表する機会はないし本来はZ-sceという団体ではなく集中講義のような扱いで学科が積極的に主催すべきと思う。
    • 実験の授業などではこんなにゆっくり時間をとって思考したり、自分で実験を立案したりして、楽しく実験できる機会はなく、実験や思考が嫌いな人はおおいと思うから
    • 大学生になって、今後何が必要なのかを知ることができるから。
    • 「チューターと一緒に思考を楽しもう」という実験は、大学に入学して目的意識を失っていた僕に、大学での研究はこうするんだという指標になってくれました
      これからも、入学したての新入生に、自分で考えて物事をやり抜くという機会を与え続けてほしいな、と思います
      また、ふつうは一回生ではできないような実験を、充実した環境の中やらせていただいたことは、とてもうれしかったです。
    • こういった経験ができる機会はなかなかないので。大学の成績と関係なく研究できるのは知識欲を伸ばすためにいいことだと思います。

Last Modified 2023-03-30 ver.47 © Z-sce 2023