生体分子反応科学研究室

Laboratory of Biomolecular Science and Reaction

教授
黒田 俊一 (Shun'ichi KURODA)
mail skuroda @ sanken.osaka-u.ac.jp
准教授
岡島 俊英 (Toshihide OKAJIMA)
mail tokajima @ sanken.osaka-u.ac.jp
助教
立松 健司 (Kenji TATEMATSU)
mail kenji44 @ sanken.osaka-u.ac.jp
助教
中井 忠志 (Tadashi NAKAI)
mail nakaix @ sanken.osaka-u.ac.jp
研究分野

蛋白質機能学

所属

産業科学研究所

ロケーション

吹田地区

研究内容

当研究室では、生体分子間の相互作用(反応)に基づく様々な生命現象を解明し、その作動原理に基づく技術を開発し、バイオ関連産業、特にバイオ医薬品開発に資することを目標としている。具体的には、生体内の特定組織や細胞を認識し感染するウイルスをモデルとする薬物送達システム(DDS用ナノキャリア;バイオナノカプセル)、独自開発した全自動1細胞解析単離ロボットをコアとする1細胞解析技術(1細胞育種、モノクローナル抗体迅速樹立)、生体分子のナノレベル整列固定化技術(超高感度、超高特異性バイオセンサー)、生体内の病原タンパク質を選択的に除去するバイオミサイル技術の開発を行っている。また、生体触媒である酵素の活性部位構造や立体構造、触媒反応機構を明らかにするべく研究を展開している。特に、キノヘムプロテインアミン脱水素酵素の共有結合型補酵素(ビルトイン型補酵素)の生成機構、補酵素形成に関連して起こるペプチド架橋形成の機構解明に力を注いでいる。タンパク質構造解析技術を応用して、バイオフィルム形成や病原性発現に関わる細菌情報伝達系を標的とする新規抗菌剤の開発にも取り組んでいる。

生体内ピンポイント薬物送達システム(バイオナノカプセル)の開発

ウイルスの感染機構を搭載したナノ粒子を用いて、生体内の任意の場所を狙い撃ちできるDDS(薬剤送達用)ナノキャリアの開発を行っています。

全自動1細胞解析単離ロボットの開発と応用

バイオ医薬品開発の要となる動物細胞、再生医療の要となる各種幹細胞などの樹立において、高機能かつ安定な細胞を効率よく得るための細胞工学的技術の開発を行っています。

生体分子ナノレベル整列固定化技術の開発

ナノ粒子などの表面において、各種生体認識分子を配向性を精密に揃えて提示する方法の開発を行っています。

バイオミサイル技術の開発

生体内の任意のタンパク質を選択的に分解する変異型ユビキチンリガーゼの開発を行っています。

ビルトイン型補酵素含有酵素の反応機構と補酵素生成機構

翻訳後修飾により生じる極めてユニークなキノン系補酵素(TPQ)の生合成機構並びに同補酵素を含む酵素の反応機構を構造生物学的手法により解明しています。

細菌情報伝達タンパク質の構造解明および阻害型薬剤の開発

細菌に存在する情報伝達機構の解明及び同阻害剤による抗菌剤の開発を行っています。

図0 バイオナノカプセルが有するウイルス外皮タンパク質由来の機能、薬剤搭載法及び再標的化法

図1 全自動1細胞解析単離装置の全景と内部構造及びセルアレイ

図2 バイオミサイルのコンセプト

参考文献

研究室HPを見て下さい。

連絡先

黒 田 俊 一 (Prof. Shun'ichi KURODA, Ph.D.)
大阪大学 産業科学研究所 生体分子反応科学研究分野
〒567-0047 大阪府茨木市美穂ケ丘8−1
skuroda@sanken.osaka-u.ac.jp
TEL 06-6879-8460 FAX 06-6879-8464

http://www.sanken.osaka-u.ac.jp/labs/smb/

http://www.sanken.osaka-u.ac.jp/labs/smb/