高大連携活動

生物科学専攻や生物学科では、行っている生物科学の研究の内容を広く地域の方々に理解して頂きたいと考えている。このための活動の一つとして、関西地区の高校の先生方や高校生に大学に来て頂き、実験を体験することを初めている。この試みは、今後も継続する予定である。
- " 阪大の生命科学・生物工学 " 高大連携講演会(2007年9月22日・実施)
- 場所:阪大総合学術博物館 待兼山修学館展示場 セミナー室
- 目的・内容:高校の理科の教員の方々に阪大の生命科学・生物工学の研究活動の一端を知っていただくことと、高校の教員と阪大の生命系の教員の間での連携活動に向けた意見交換の会です。高校の理科の先生方にお集まりいただき、大学における生命科学・工学研究の現状を知っていただき、高校生に伝達していただきたく、学部単位ではない会を開催します。これまで阪神間の高校の生物の先生方と連携活動を2年間続けてきましたが、高校と大学の間にある情報交換の不足を感じて、このような会を開きます。高校生のために、大学に入ったら何が起こっていて、どのような研究の楽しみがあるのか、早めに知っていただくことで、受験勉強を無味乾燥ではないものにしたいとの願いが込められております。出席希望の方は、予め下記のメールアドレスにご連絡いただければ幸です。(kanazawa@bio.sci.osaka-u.ac.jp, ワークショップ代表、金澤 浩) 医学部、歯学部、工学部、薬学部、理学部、蛋白質研究所、産業科学研究所、生命機能研究科の教員が、研究内容を平易に30分程度づつ紹介いたします。その後に、高校と大学の意見交換をいたします。
- 高校生の実験体験コース(2006年3月11〜12日・実施)
- 春休み時期に、2日間の下記の内容のコースを実施。大阪・兵庫の高校生44名が参加。
- 1日目:阪大の研究室の研究の概要を講義。実験室を見学。大学院生と交流。植物細胞内の原形質流動を顕微鏡で観察。レポートを作成。
- 2〜3日目:研究室の見学
- 蛋白質分解酵素の働きを測定。レポートの作成。大学院生と交流。
- 高校生の実験体験コース(2007年3月10〜11日・実施)
- 春休み時期に、2日間の下記の内容のコースを実施。大阪・兵庫の高校生80名が参加。
- 1日目:理学部・理学研究科の紹介。各研究室の研究紹介。研究室、RI実験室、電顕室を見学。大学院生と交流。
- 2日目:実習(酵素反応、次のABいずれか)
- A 消化酵素_昨年度と同じ内容 膵臓抽出液の蛋白質分解反応を調べる
- B 筋収縮_グリセリン筋、アクトミオシン紐ならびにアクトミオシン溶液にATPを加えて反応を見る
- 高校の生物・化学系の教員の実験体験コース(2005年9月23〜25日・実施)
- 夏休み時期に3日間下記内容のコース実施。大阪・兵庫の高校の教員10名が参加。
- 1日目:阪大の研究室で行われている生物学の最新の成果を講演形式で聴講。
- 講演内容:植物ホルモンの受容体とシグナル伝達の仕組み、網膜の光受容体の働き
- 2〜3日目:細胞周期の研究(FACSを用いた細胞の分画)、ESRを用いた蛋白質の構造変化の観測、DNA塩基配列決定装置を用いた遺伝子解析、X線結晶解析による蛋白質の原子構造解析
- 高校の生物・化学系の教員の実験体験コース(2006年9月23〜24日・実施)
- 2日間下記内容のコース実施予定。実験と講義を適宜組み合わせる。
- 1)遺伝子解析実習:PCRを用いたDNA鑑定と遺伝子診断の基礎(塩基配列決定のデモを含む)、担当高橋康弘講師
- 2)神経生物学実習:グルタミン酸興奮毒性=虚血性神経細胞死のモデル実験、担当冨永恵子助教授
- 3)細胞遺伝学実習:フローサイトメトリーによる酵母細胞染色体DNA量の測定、担当升方久夫教授、中川拓郎助手
- 4)生化学実習:酵素反応の解析、担当倉光成紀教授、増井良治講師
今後の予定:2007年も上記の予定に準じて研究室の見学と実験の体験コースを実施する。![]()
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