メッセージ

生物科学専攻長 升方久夫

幅広い基礎から新しい生物科学を目指す

今日の生物科学は、高速シーケンサーによるゲノム解析やタンパク質構造解析などによる膨大な量の情報を取りこみつつ、システム生物学、1分子生物学などの新しい分野を形成しながら発展し続けています。大阪大学理学部生物科学科・理学研究科生物科学専攻は、真に科学の進展に貢献する人材や新しい生物科学の潮流を創り出す人材を育てることを目指しています。そのために、学部生物科学科では、低学年での幅広い基礎教育を重視し、少人数での演習などを充実させるとともに、低学年から研究室での研究に自主的に参加できるオナーセミナー制度も設けています。また6年前に数学・物理・化学との融合分野の人材育成を目指す「生命理学コース」を創設して30名の学生定員増を行い、理学部他学科の協力のもとに数学・物理・化学を重視したカリキュラムを実施しています。大学院生物科学専攻では、前期課程(修士)定員を増員し、物理・化学で受験できるコースを設けました。また3年前から、英語による講義を行う大学院統合理学コースを設けて研究教育の国際化を進めています。生物科学専攻では、理学研究科の基幹講座を中心に、学内の5つの研究科・ 研究所・センターと学外3つの連携研究機関を含む43研究グループへの配属が可能です。世界の最先端を狙う研究に加わって、研究の醍醐味を実感し、自らの将来へのチャンスをつかむことができます。

生物科学専攻長・学科長 升方久夫